2015年8月24、25日
IOSR活動報告
台風15号通過後のツアーエリア安全確保作業
石垣島を始め、八重山全体に多くの被害をもたらした台風15号。
ツアーエリアの荒れ具合もそれなりのものでした。
初日の8月24日の報告から。
各自ショップの台風対策撤収作業を終え、10時集合。
まずはユツン川付近の鍾乳洞へ。
洞口付近は高潮の影響はなく、周囲の倒木や飛散した枝の撤去のみで終了。
上流部からの砂の堆積も変化は見られませんでした。
続いてクーラ川付近の鍾乳洞。
最終の出口は増水により水没。
流れをせき止めていた枝や葉を撤去し、水位を下げるための対策を取りました。
倒木などを撤去し、ルートや駐車エリアは確保。
続いてゲーダ川の滝へ。
ここでは他の業者さんと共同作業になるところもありました。
お互いに助かる存在です。
ここの倒木が酷く、安全確保のために数本の倒木を移動させました。
初めの滝の上では豆のツルと倒木が絡み合っていましたが、細かく分けて滝壺へ投下後、撤去。
しかし滝の最上部にツルの塊が引っ掛かってしまい、安全確保できるロープなどの装備が無く、時間も迫ってきていたので翌日へ持ち越しとしました。
キャニオニングで使用する沢は安全確認まったく出来ずの状態でした。
8月25日
朝一番で昨日の続きを確認しようとしたところ、強い雨の予報を受け、濁ってしまう増水の前にキャニオニングの沢へ。
水中に沈んだ倒木は、最初の飛び込みエリアに大きなものが一本あったのみで、他には大きなものは見つかりませんでした。
ウォータースライダーの着水エリアも泳いで進むエリアも水中の流木はくまなく確認出来、安心してツアーが行える状態に出来ました。
この後、昨日のゲーダ川の滝へ。
かなり強い雨が降り、鉄砲水を懸念して天候回復の後にツルの塊を撤去。
その後、資機材取り扱い習得の為のトレーニングを実施。
トレーニングの様子は動画にて報告致します。
3番目の滝周辺にある小さな崩落部の大きな変化は無し。
今後も観察を続けます。
ユツン川の沢エリアは増水が落ち着いた頃に確認します。
毎回の事ですが皆様お疲れさまでした。
返信削除お疲れ様でした。
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