2016年4月27日水曜日

増水と水位標の確認

2016年4月27日
IOSR活動報告

気象庁の降水レーダーにて、まとまった雨による増水が予想されたので午後より各河川の増水量を確認してきました。
西表島西部の観測によりますと9時から15時で38mmの降水量。
(※観測所とツアーエリアは離れている為、実際の雨量と相違の可能性あり。)

前日までは通常水位でした。

大見謝川、ゲーダ川、ユツン川、鍾乳洞の水位を確認。


大見謝川の下流部はこの水位。

ツアー中止の水量でした。



 
 
 


水位標の位置を確認。
中止レベルをかなり超えていました。



 
 
 


ゲーダ川は撮影後、位置を調整。
今後も細かな調整を行っていきます。

ユツン川は支流が多い関係からか、増水量もかなりのものでした。
水位標は完全に水没。














鍾乳洞は最も狭い部分を何とか通過できる程度の水量。
ゲストや天候の状況によって中止の判断が必要な水量でした。











今後も大幅な増水が予想される場合は調査を行います。


2016年4月8日金曜日

安全水位基準物の設置

2016年4月7日
活動報告

IOSRの3業者合同作業にて、安全水位の基準物を各河川に設置しました。
次回増水時に基準物の位置を調整します。





ツアーの出発地点付近に設置し、目立ち過ぎないような位置を選定しました。
この水位標を用いて今までよりも明確なツアーの催行基準を作成していきます。

安全性確保の一環として設置させていただいたのですが、位置などの改善や問題点などございましたら、ご意見をお聞かせください。




この日の午後はカヤックツアーで使用する場所の草刈り作業も行いました。
多少混雑してしまうG.W.も十分なスペースを確保できそうです。




2016年4月6日水曜日

第二回 IOSR定例会

第二回 IOSR定例会
2016年4月5日 16:30~18:30


春休みシーズンを終え、G.W.までに行う活動内容の確認とヒヤリハット事例の報告を中心に定例会を行いました。




主な内容
・G.W.までに行う活動内容
・各ガイドのヒヤリハット情報の報告
・危険箇所の洗い出しと対策
・各ガイドが行っている危険箇所の回避法


G.W.までに行う作業として、草刈り作業、ゲーダ川3箇所目の滝の中にある危険箇所の確認と写真撮影、徳島でのツアー研修時に教わった「蜂トラップ」の試作と設置、各河川の水位標の設置を行います。

各社ヒヤリハット事例を報告しながら、ツアー場所における危険が予測される箇所の意見交換も行い、ゲストの案内方法だけでは賄えない箇所についての対策と実行する日程も決定。

同じツアー場所を使用している場合でも、危険を感じる場所やそれを回避する案内方法も違っていたため意見交換を行い違う視点での危険予知を行えた。



繁忙期までに行うべき準備と作業内容が明確になったため、作業分担により迅速に作業を進めて参ります。




2016年4月5日火曜日

IOSR活動報告 2016.4.4

2016年4月4日
IOSR活動報告

以下、活動記録です。

1.クーラ川付近鍾乳洞におけるケイビングエスケープルート作成
2.ツアーにて使用する駐車場付近の草刈り作業
3.ロープレスキュー定期練習会

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1.クーラ川付近鍾乳洞におけるケイビングエスケープルート作成

島内鍾乳洞にて、降雨による急な増水のヒヤリハット事例が発生。
定例会にて決定した対策として、3つの鍾乳洞に分かれるクーラ洞(通称)では水路を横断することなく避難できるもう一つのエスケープルートを作成する、という事になりましたので今回の作業活動となりました。

このルートはどの業者様も使用していただける様、ルートに目印を付けさせて頂きました。
撤去の必要性や情報がございましたら事務局までご一報いただけると有り難いです。
緊急時の安全性確保を考えていますのでご容赦ください。

場所は、短い鍾乳洞から順に入る道で説明しますと、「水路を横断する大きなイヌビワ」を過ぎて2箇所目の鍾乳洞に入る直前の進行方向に向かって右手の斜面を登った所が入口です。
さらに細かく言うと、イヌビワのところの腕くらいの太さの「ツル」をくぐり、水路を渡らず右上の斜面を登ります。
ルート入口以外の斜面の先は崖になっているので間違えにくいです。


斜面を登るとこの目印が下がっていますし、ルート途中にも設置しています。
頻繁にルート剪定できない事と、緊急時の心理的にも見失わないよう、大きな目印にしています。

今回作成したエスケープルートは今まであった(先ほどの道順で言うと)二つ目の鍾乳洞を抜けてすぐの右手斜面上にある既存エスケープルートに合流しています。


合流地点にはこの目印を目線の高さに設置しています。

ちなみに既存ルートの入口にも目印を設置しました。



これも斜面を登ると見えるようになっています。
台風通過後の清掃作業時のため、の意味もあります。

通常水位を見慣れている為想像のつきにくい事例でしたが「水路を横断せずに避難できる」という対策は打て、ツアー中の鉄砲水や局地的な大雨時にも安全に避難できる手段が一つ増えました。


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2.ツアーにて使用する駐車場付近の草刈り作業

大型観光バスなどの往来を妨げない様、駐車スペースの草刈り。
これからの季節は島内在住の方による海藻採りや釣りの方も、我々も利用する場所で行いました。
いつも使わせて頂いているスペースですが、もしも3台以上止まってしまうと旋回できず、バックで道路に出ることになってしまいます。




草刈機三台体制で行い、駐車可能スペースを拡大。

他にもツアーで使用させて頂いている所を草刈り作業。





他の草刈り作業はG.W.までに行います。


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3.ロープレスキュー定期練習会

レスキュー3 TRR-T保有のガイドを中心とする練習会。
習得内容を復習・再確認する為でもありますが、万が一の際に活動出来る様 資材や一連の流れを確認しました。



都会と同じ救助体制が整っているわけではない離島の現実。
繰り返しの訓練や勉強会などを経て、現場で使用できる体制を目指しています。




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今回の活動は何かが起きてしまった際の対策についてでしたが、ヒヤリハットの吸い上げにより危険情報の共有を行い、起こさないための対策も同時進行で行ってまいります。





2016年4月3日日曜日

清掃活動報告2016/04/03

平成28年度 1回目 清掃活動2016/04/03 PM13:00〜15:00
本日、午後よりノバル崎展望台東屋周辺の草刈り作業を行いました
時間的に全面の作業完了は出来ませんでしたので、近日中に全て完了させる予定です


 GWシーズン前にはツアーで使用している駐車スペースや休憩場所の草刈り作業も予定しております。

メンバーの集合はかけませんので、時間のある方が自発的に清掃活動をお願いします。