2016年9月18日日曜日

IOSR:活動報告「台風16号通過後:安全確認作業」

予想に反して強い風は吹かなかっつた台風16号でしたが、その反面かなりの大雨たもようです

作業開始AM8:00〜
参加メンバー:IOSR

1)ユツン洞窟:海へ降りる陸上ルート倒木の撤去完了(使用可能になりました)
海への排出口の養生は洞穴内の水量が多く全て流されていましたが、乾燥や漂流ゴミの流入はなく洞穴内は問題なし
洞穴内:水量がかなり多く通常の海への出口は途中完全水没、水量が3/1以下になるまでは通行不可
道路側:洞口に大きな倒木が引っかかり危険な状態だったため全て撤去しました。


 *注意*
今年の初めから気になっていたのですが、ユツンの洞窟への水の流入吸い込みが他にあるようで、入り口(道路側)の水量がそれほど多くなくても奥に行けば行くほど水量が増え海への出口付近は短時間で大きく増水するようになっていますので、洞穴内の水がわずかでも濁り始めたらエスケープのルートを常に選択するようにしましょう


2)オオミジャ川:スタート地点までの林道の倒木は全て撤去しました(通行可能になりました)
本日は危険レベルをはるかに超える水量だったため滝壺内の倒木確認はできませんでしたが、周囲の状況を確認する限りでは、倒木が滝壺内に沈んでいる可能性は低いと思われます
通常のツアー中止レベルの200%を確認しました





3)ゲーダ川:入渓地点までの林道の倒木は全て撤去しました(通行可能になりました)
風がほとんど吹かなかったらしく倒木はほとんどありませんでした。今回は危険レベルの水量と濁りだった為IOSRメンバーの安全を考えF1~F3の滝までの見回りは行いませんでした
ツアー催行基準の安全水準バーか完全水没 中止レベルの200%の水量を確認






4)クーラ洞:1個目の洞口地点までの林道の倒木は全て撤去しました(通行可能になりました)
3つ目からのエスケープルートも全て作業完了しました
1つ目は2.0mの水位上昇跡を確認
2つ目入り口は3.0mの水位上昇跡を確認
2つ目出口は4.0〜5.0mの水位上昇跡を確認
3つ目入り口2.5〜3.0mの水位上昇跡を確認
出口は完全水没となっていたため洞窟内の倒木の撤去は行えませんでした





4)ユツン川:セイシカの池地点までの林道の倒木は全て撤去しました(通行可能になりました)
この地点もほとんど倒木もなく状態は良い、ただ水量が多くセイシカ池より上は確認できず





台風通過後の後片付けが残る中、メンバーの皆様には朝早くから集合していただきありがとうございます。
明日までは通常よりかなり水位の高いフィールドが予想されますので安全最優先でのガイディング業をおねがします






0 件のコメント:

コメントを投稿